お通夜

今日は学生時代の友達のお母さんのお通夜だった。
午前中雨も風も強くて心配したけど、夕方にはすっかり晴れて風も止まった。
本当にしょっちゅう入り浸っていた家だった。
我が家は車で20分、電車でもわずか30分程度の距離だったが、しょっちゅう遊びに行き、夜中に車で家まで送らせたり、泊っちゃったりしていた。
卒業して社会人になってもそんな交流が続いていた。
お母さんが作るちらし寿司をよくご馳走になったり、店屋物を取ってもらったりした。
そのお母さんが5年位前からリウマチで入退院を繰り返していた。
最終的には多臓器不全で亡くなった。
遺影は私達の良く知るお母さんで、大好きだった着物を着ての笑顔だった。
友達4人でお焼香に並び、私達の姿を見た友達が泣き出した。
それを見て、私達も泣いた。
彼氏の家に泊るのに、私の家に泊っている事にしてくれと言われたり、逆もあったり。
「まぁだ帰って無いんですよぉ」と、不満げに電話に出るお母さんの声を思い出す。
自分の親はまだ健在なんだから、元気なうちに親孝行をと思っても、舌の根も乾かぬうちに
「ばばぁ!やりやがったな!!」なんて言ってしまう。
反省するけど直らない。
後悔するから止めないと・・・
母親が亡くなるのはしんどいだろうなぁ。
友達は「私のお母さんが亡くなったらと考えただけでパニックになる。」って言ってた。
それもよくわかる。
「でもね、時間が解決するんだよね。」と、一昨年父親を亡くした友達は言う。
私も早く結婚して親を安心させてあげたいけど、それができないとかなり心残りになると思うし・・・
でも難しすぎて、ダイエットの次に不可能に近いかも・・・