お帰りなさい

午前中は棚卸で直行していた若造。
午後、バッグをガサガサ探って
「はい。無事に帰ってきました。」とニッコリお土産を渡された。
「ありがとう。広州はどうだった?」
「暑かったです。霞んではいませんでしたよ。」
PM2.5で空気が悪いだろうから、マスク持っていきなさいよって言ってたのに、持って行かなかったことに対する言い訳か?
さすがに忙しい私は、彼に話しかけることもなかなかできない。
チラチラと視線を感じる。
「がおさん、さすがにラガーマンにタックルはできませんよ。」
香港から面白いメールをくれたから、返信した時に
「せっかくそんなに屈強な男たちがいるなら、果敢にタックルしてみてください。動画はGLに撮ってもらって。」と入れておきました。
「方から太ももが生えているような男たちに、そんな無謀なことできません。」
残念だったね〜。
不在の間にマグカップを漂白したり、お菓子を引き出しに入れたりしたけど、何も言われない。
最近は当たり前になってきたか?!
彼とは半日くらいが丁度いいな。
緊張感がそんなに長く続くのは苦痛だ。