オバサンはよく喋る

４人部屋だけど今は３人しか入っていない。
二人はもう半月以上入院しているらしく、とても仲良くずーっと喋っている。
私の隣のおばさんは、私と同級生の長男がいる６６歳のザーマス口調の奥様。
ご主人も立派な方の様子。
もう一人も長女が私と同じくらいのお年頃で、あっちもこっちも痛い泣き言ばかり言うおばさん。
かみ合わない会話をずーっとしているのを聞いていると、読書も全く進まない。
図書館で借りている本が４冊もあるから、さっさと片付けてしまいたいのに・・・
手術前に手足のツメを切って、マニキュアも取れと言われて慌てて落とす。
手は入院前にマニキュアを取ってきたけど、足はネイルサロンでやってもらったままで、ラメとラインストーンをはがすのが大変だった。
そんな事、入院前に言ってくれればいいのに！
母が会社から宅急便が届いたからと持ってきた。
中には年末調整の用紙と、台湾の故宮博物館土産が入っていた。
「がおさん行けなかったから、コレを見て少しは行った気分になって下さい。」と、角煮と白菜のマウスパッド。
ありがとう。
みなさんの優しさが身に浸みます。
さぁ！明日は手術だ。かかって来い！！