やられてます・・・

若造が髪を切り、バッグをおニューにしていた。
週末天気が悪かったのにそんなにアクティブに過ごすとは・・・デートだろうか?と軽く落ち込む。
お昼休みに先週のメールの返信が入っていた。
「せっかくお誘い頂きましたが、先週行ったばかりでメニューも変わりないだろうと思われるので、今回は不参加でお願いします。」だった。
やっぱりね。
先週の水曜日にデートだったんでしょ?味が分からないくらい緊張したんじゃなかったの??
何か一言返そうと思ったんだけど、気の利いた台詞が思いつかずそのまま放置しました。
三時に社長のお土産のマンゴーを切り分けるために給湯室に居た。
するとお茶を入れに若造登場。
「がおさん、13日の件すみません。」
「あ、いいよ。」
「隣のリーダーも知ってるのになんで誘うかなぁ?」
「緊張して味が分からなかったらしいからって言ってたけど。良いわね楽しそうで。」
「全然、普通の食事会ですよ。」
「バッグもおニューだし、楽しそうじゃない?」
「たまたま新しくしただけでしょう?穴が開きそうだったんだから。本当ですって!」
メールの返信が無かったせいか、ちゃんと自分の口でフォローしにくるのね。
思う壺だな〜、私ってば。
野良元妻が居なくなったらすかさず来たからね〜。偶然とは思えない。
夕方にも突然話しかけてきて、
「今朝、夢を見てて、本当に壁を蹴飛ばしてたんです。」
「え?どんな荒っぽい夢みてるの?」
「戦ってました。そうしたらすっごく痛くて、見たら皮がめくれるくらい。でも4時ごろだったので、絆創膏貼ってそのまま寝たんです。起きて見たら、皮どころか爪もちょっとめくれてて、親指が腫れあがってました。壁もちょっとダメージ受けてたっていうか・・・」
「大丈夫?爪が剥がれれるなら、湿布より消毒じゃない?マキロン的なの、買って帰ったほうがいいよ。腐ったら困るでしょう?」
「腐りませんよ!!」だって。
彼女ができたのかできないのか、私のことかまいたいのか放っておきたいのか、なかなか判断しがたい人です。
『いつも側に居て欲しい』と思わせない限り、私に勝利は無いな。
今日はまたリーダーに挑戦的なメールを送ってしまった。
「ウチのグループには業務主任が二人居ます。業務主任の業務だからと言って当たり前に私にやらせますが、彼女はそれを面白くない気持ちで見ていたりしないんでしょうか?私の想像では判断しかねます。」
グループリーダーと業務主任が二人一組になって自分のグループ員の調査をするって話だった。
なんで当たり前みたいに私に依頼するかな?!とちょっとカチンときたので。