失恋した気分

今日は歓送迎会だった。
遅れてきた若造は、初め遠い席に居た。
飲みだしてだんだん席が崩れてきた頃、ニヤニヤしながら近付いてきた。
丁度私の隣が空いていたので、「ここ!」と叩いて座らせた。
どうでもいい話をしていたら、「お前、がおさんといつ結婚するんだよ!」とふざけるヤツが出てくる。
「え?オレですか??いつって、まだ決まっていませんよ!」と、上手く切り返す。
ところが、隣のリーダーがバラスから、結局彼女の話になった。
全然聞きたくなかったのに、色々知ってしまった・・・
八街に住む同い年の彼女は、先日手をつないだばかりだそうだ。
「がおさん本気で狙ってたの?」と言われ、違うというのもおかしいし・・・
「当たり前じゃない!マジでか?!」と惚けるしかないと思った。
「がおさん、若造はがおさんの事好きだけど、その好きとは違うんだよ。」と言われ、
「どう違うのか分からない。」と本心から言ってしまいました。
周りはどう思っていただろう・・・
金魚の展示みたいなのをやっていて「ここの見た事ありますか?」と若造に聞かれ、
「去年見た。なに?デートで行ったってこと?」と聞くと、ニヤニヤしながらうなずいていました。
「大した事ないよね。」と言うと、「え?全然良かったですよ。」と言うので、
「一緒に居た人が良かったからでしょ?」と言うと、またニヤニヤしていた。
「あ〜、明日から冷たくしちゃいそう!」と言っておきました。
そこから全然食べられなくなっちゃったし。まぁ丁度いいけど。
参ったなぁ・・・
「がおさん、韓国でカジノ行きましょうよ!」と、腹毛に誘われる。
「いいね!いつにする?初日の夜かな?」と言うと、若造も楽しそうに乗ってきた。
本当にギャンブル好きだなぁ・・・
良く考えたら、私ギャンブル好きも時間にルーズなのも嫌いだった。
結果、若造の事は嫌いだって事だね。うんうん。
なんか・・・本当に明日からどんな顔したら良いのか分からなくなってきた。
ずっとLINEでメールを打っていた若造。
仕事の飲み会でそれはないだろう?と思うけど、覗き込んでいじってみたけど、とても文章を読む気になれない。
「いつ結婚するんだ?」などと突っ込まれていたけど、まだ付き合いだしたばかりだから、そこまで話は進んでないから!と言ってたけど、なんだかとても嬉しそうだった。
八街のブスって言われてたっけ。
私、稲城の美人姉妹と言われた事はあっても、ブスとは言われた事無いわよ。
「21も違うなんて思えないな〜」って、どうでもいいよ。
リーダーとも上手くいかないし、あーーーーー私本当にやばいかも!
早く寝よう!!