野良元妻に告白する

私の今の状況は苦しいので、野良元妻に真実を話してみました。
「お気づきだと思いますが、あの日あなたから若造にブライダルフェアに行く相手がいることを聞いて、私は少なからずショックを受けています。立ち直りましたが、本当にショックで、何がこんなにショックなのかも自分で分析できないくらいで、二日は辛かった。もう大丈夫だけど、私、聞いてない事にしました。だって本当に何も聞いてないんだもの。」
「そうだろうと思った。だからあの日『大丈夫?』って聞いたじゃない?そうしたら大丈夫だって言うから。」
「大丈夫じゃないって言える?あの場でそんな事言える訳無いじゃない?」
「そうだけど・・・」
「私、今まで八街のブスと付き合ってたときとも比べて、本当に微塵も変化に気付けなくて、それが付き合うどころか、結婚するの?と思ったら、本当に一晩で体重1kg減るくらいビックリして。」
「でもね、私もちょっと違うなって思うのよ。あの時は『はいはい、別に良いですよ話しても』って雰囲気だったんだよね。だから、彼女の方が盛り上がっていて、無理やり連れて行かれただけじゃないのかな?」とか。
私がこの10日くらいでずっと考え続けてきた事を話したら
「彼から何かを聞かされるまでは、知らなくていい事だと思う。それほそ彼が真剣じゃ無い気がするすし、がおさんの事を彼は大事に思っているのは事実だから、結婚する事が決まれば、絶対に彼の口から言われると思うよ。だから、知らない事でいいと思う。」だそうだ。
私と彼の間には、誰にも替えが効かない恋愛感情とも信頼関係とも違う何かがあるんだって。
私もそう思っているよ。でも勘違いなのかもしれないし・・・
「絶対に二人には誰とも違う絆があるから、そこだけは信じて大丈夫だから!・・・あと10年生まれるのが遅かったら良かったのにねぇ・・・さすがにこの歳の差は、恋愛には発展しないだろうと思うよ。酷な事を言うようだけど。」
「恋愛ではありません。」
「無理しなくていいよ。」
「好きじゃないんです。可愛くてしょうがないだけです。」
「・・・」
明後日からタイに出張だね。
今日は声を掛けられなかったから、メールだけして帰った。
「出張中の何か用件があれば、書置きでもメールでもしてね。気をつけて行ってらっしゃい!」
言わないと私が気持ち悪いから。
でも、こんな私は気持ち悪いんだろうか??
心配になるなぁ・・・