鶴の一声

人事が決まった。
うちのグループには、縁故で入社するカスらしい。
「リーダー、どういう事なんですか?うちが一番欲しかった新入社員なのに、どうしてそんな腰掛みたいなのが配属されるんですか?!」と食いついておいた。
「おれも困るって言ったけど、ダメでした。」
その後「ちょっと…」って呼び出され、
「実は女性を増員するために稟議書出すつもりです。通るかどうかは別として。」だって。
金曜日に3時間以上汚パンツと会議室に籠っていたのはその話だったんですね。
私があんなに長い間人を増やせと言っても動かなかったのに、汚パンツの鶴の一声で増員ですか?
ほ〜。
やってられませんね。
これからは汚パンツと仲良くして、困ったことがあったら、汚パンツに言わせればいいのね。
信じられん。
そんな中、若造だけは私を裏切らない。
可愛い顔で怒ったふりとかするし。
困っちゃう♪
もう現実から目を逸らし、若造とだけ仲良くしよう。
裏切らないでね。