知らぬ間に6月だった

ちょっと目を離した隙に、世の中は6月になっていた。
どうするの?私の5か月返して!
チッキショー!
若造の髪が短くなっていた。
そして軽く色が黒くなっている。
遊んでるのね。と、淋しくなる。
「なんか黒くなってない?」
「黒い?…昨日暑い時間に外に居たからかな?」
ふーん、楽しくやってるのねって顔に書いてあったのか、
「2時からフットサルしてたんで。」と、言い訳のように答えてくれた。
「ほほー、楽しそうだね。で、髪も切ったんだね?」
「そうです。髪も切りました。」
何でも知っていたいんだよ。気持ち悪くてごめんね。
「金曜日、卓球ダメなんだっけ?」
「いや、まだ分からないんですよね。たぶん5時半頃東京に戻れると思うんですけどねぇ。」
「そっか。」
君のいない卓球なんて行きたくないけど、遊べるかもしれないなら先に行ってスタンばってるから!
今日は久しぶりに早く帰ってやった。
そうしたら、電車が異常に混んでいてビックリした。
もう残業した方が楽だなって思っちゃった。
終わってるね。