いいけどね

私が席を外している隙に、若造を呼び止めたのか、彼が来たのかは知らないが、うちの新人ちゃんと立ち話をしていた。
「じゃぁ、私の電話番号書いて後で渡しますね。」
「え、いいよ。」
「でも、何かあった時に…」
「緊急連絡網にのってる番号で良いんでしょ?だったらわかるから。僕のは会社の電話にも登録されてる番号で良いから。」
「そうですか・・・じゃぁ、今日は三越で買い物して行きます。ゼリーか何か。」
「重くない?当日でも良いんじゃない?」
「でも…がおさんどう思いますか?あ、がおさんにはもう話してるんです。」
「う〜ん、重いし冷やしたりしないといけないから、面倒かなぁ?彩香の宝石とかにすれば?子供も食べやすくない?」
「そうですね!帰りに見てみます。」
なんて話になっていた。
ほ〜、電話番号は聞かないんだね?って思っちゃった。
連絡網を見れば確かにわかるけど。
ふ〜ん…ちょっと嬉しかった。
いそいそ番号を聞いたりしないんだなと思って。
私と野良元妻は、会社帰りに高級焼肉店へ。
ボーナスが出たからね。
彼女はまだまだ食べたそうだったけど、私は怖くてそんなに食べられない。
二次会はカラオケを一時間。
スタバでお茶して帰りました。