私が悪かった

昼休みに若造に話しかけられる。
「月曜日休んだんですよ。」
「知ってる。サボってるなと思ってたわ。」
「母親が来てるんですけど、品川のホテルのバイキングに行きたいって言うから。」
「あぁ、ハプナ!どうだった?」
「広いですよ〜。カニは食べましたけど、ぼくそんなに好きじゃないし、まぁ一度行けばもう良いかなって感じでしたよ。でも、行きたいって言うから、とりあえず連れて行きました。」
「親孝行ね。」
「昨日から父も来ていて、今日会社の送別会があるらしくて。会社リタイアするんです。」
「あら、そうなんだ?お母さんもお仕事やめたよね?明日から一日中二人なんだね。」
「そう。この前二人で卓球に行って、20分で帰ってきちゃったらしいですよ。」
なんて、ペラペラしゃべってた。
今夜はおじさんと食事なんだって。
なんだろう?
裏切られた気がしながら、またこうやって自分の情報を開示されると、やっぱり嫌いになれないよねって思っちゃうんだよね。
バカだよね。
いや、その程度の距離感なんだから、自覚しないと!って事よね。
う〜〜〜微妙だよ。