ちぇ、やられるぜ。

さすがに暇だ。
男性は半分は休んでいるし。
若造の気配を感じる。
暇なくせに忙しそうにしている感じ?
目が合う。
暇だからでしょ?
午後、お茶を入れに行ったら若造とすれ違い、
「話しかければ良かったな。。。」と思っていたら、
「がおさん」と、給湯室をのぞき込む若造。
あ〜、心を読まれている…と思ってしまった。
あいつ、絶対に私の心を読めるんだよね。
話したいときに話しかけてくる。
悔しい。
「明日休み?」
「そう、六連休です。」
「ずるい。」
「へへへ」
「どこか行くの?」
「また宇都宮にはとりあえず行きます。ゴルフしたり。」
「へたっぴたちと?」
「そうです。へたっぴと。」
「フフフ…楽しそうだね。明日から?」
「いえ、明日は成田に」
「成田?成田山新勝寺?」
「行きませんけどね。遊んでばっかで忙しいんです。」
「いいね〜。」
なんて、何の意味も無い話をする。
本当は何の話がしたかったんだろう?
また男同士で遊ぶんだね。
明日は分からないけど。
あ〜〜〜〜〜!どうしたらもう一歩踏み込めるんだろう?
半月後には彼の師匠的な人が入社する。
また私から離れてしまいそうで淋しいよ。