その手には乗らないぞ!

会社で業務の効率を図るための事情聴取みたいなのが私にも回ってきました。
既に大体の人は終わっていて、私は20人くらいいる女性従業員の中でケツから二番目であった。
残るは明日ラストの大物50代部長付き社員さんです。
みんな帰ってくると「面白いように心の中の鬱憤まで吐露してしまった。すっきりした!」と一様に充実した顔で戻ってくる。
でも私はずっと考えていた。
どんなつまらない事でも、文句でも構いませんから言ってください。
そこから見える無駄や不合理を見直して、皆さんが気持ちよく無駄なく働けるようにするのが目的で、今後の査定等には一切無関係ですって触れ込みに、釈然としないものを感じていたから。
関連の子会社に一任し、女性がリーダーで、男性2人を引き連れてのチームだ。
まず、この一見地味だが装飾品やネイルにお金がかかっていそうな女性リーダーが気に入らない。私の苦手なタイプだ。
絶対に腹の中なんて見せないぞ!と心に近いながら、遂に2時間コースがスタート。
既に8月に行った事前調査やアンケートを元に質問攻めにされる。
結局、胡散臭い思いを体中に滲ませながら、「はい」「いいえ」でほぼ通し、取り合えず言いたい事は言ってやったみたいな感じ。
でも必要以上はしゃべらない。誰に告げ口されるかわからないからってね。
こんな事で、一体何をどう効率良くしてくれるんだろうね?
み〜んなやってる事も抱えてる問題点も違うのにさ〜。