入院二日目 ブロック注射

手の甲はないだろう?!

遂にブロック注射なるものを体験する時が来た。
点滴をしながらの注射がより効果的だと言う事で、その麻酔科みたいな所で点滴用の血管確保。
今日は2発目で決まりましたが、左の手の甲だからね・・・できてないのと一緒だ。
そして恐怖のブロック注射とは、首に注射を打ち、耳の神経関係に薬がぐるぐる回るように、血管拡張の意味があるものを打つらしい。
幹部に近い部分にダイレクトに。
ひえ〜!!って感じだったけど、
「注射針自体は細いから痛くないよ。薬が入った後変な感じがするかもしれないけど。」
と言われ身構える。
「打ちます。」確かにチクッとしただけだ。
その後広がる喉にかけてのひんやり感。
「大丈夫ですか?気分悪くないですか?」と聞かれ
「大丈夫です・・・」と言おうと思ったら・・・声がかすれる。
「あ、声が出ませんか?」
「呼吸も変です」
「それは薬の副作用です。すぐに戻りますから心配ないですよ。」と慰められる。
本当かよ?!と泣きそうになる。
そのまま30分程寝かされ、耳鼻科にまわされる。
毎日聴力検査と診察があるらしい。
「どうでしたか?」と無駄に声の良い担当医師に聞かれ、
「すっごく気持ち悪い感じでした。薬がば〜っと広がる感じも、血管が開いていく感じも。」
「大丈夫。2時間くらいで戻るから。一応水を一口飲んでみて、大丈夫そうだったらお昼食べてね。」と言われて返される。
緊張で喉カラカラだった私は、1時間半くらいで水を飲んでみちゃいました。
すると、全然元に戻ってなかったらしく、死ぬほどむせてしまいました。
本当に泣きそうにショッキングな一日でした。
やれやれ