懲りない人

午前中、居眠りさんは私の苦手な彼女にこっぴどく叱られていた。
「何ヶ月も前から言ってるあの件、先方と連絡取れた?」
「連絡はしたんですけど、回答がまだありません。」
「何ヶ月そんな状態でいるの?今すぐ先方の課長に電話して確認して。」
「はい・・・」
みたいなやり取りを繰り広げていた。
さすがにこんな気まずい空気の中、今日のランチは別行動なんだろうと思っていた私。
お昼になってロッカーにコートや財布を取りに行くと、後ろに居眠りさんが付いてきてた。
「今日はどこに行くんですか?」だって。
すげー!どんだけ太い神経してんだ?!と絶句する私。
「決めてない。」ときっぱりと答える私の苦手な彼女。
それでものこのこ付いてくる。どうするんだ?!とヒヤヒヤする私。
「今日は遠ーくまで行ってみようと思ってるの。」ときっぱりと言い放つ彼女。
「そうですか。私は・・・銀行に行きます。」と居眠り。
「そう。行ってらっしゃーい!」だって。
すごい展開に笑いがこみ上げる。
「すごい!私には絶対に言えない」と言うと、
「あの手の子は、一緒に和気藹々とランチして、午前中の件は水に流しちゃおうとか思ってるのよ。そうはさせないわ!」と息巻く彼女。
今日は以前から気になっていたパスタのお店に行ってみた。
お客さんは女性しか居なかった。
特別に美味しくはないけど、まぁ安全パイなのかもしれない。
夜はまたヨガに行った。
今週は運動したな〜。