入れ替わりの季節

今日で退職する3人の簡素な送別会がまた会議室で行われた。
一人は出来ちゃった結婚で寿退職・一人は定年過ぎて親会社から嘱託で来てたおじさん・一人は50代なのに転職した人。
その内の女性からは、女子全員にセリーヌのタオルハンカチが配られた。
私達は何もしていないので恐縮してしまい、速攻で野良妻にお花を買いに行かせました。
あの会社で退職する人にお花をあげるの見たこと無かったから。
そしたら!今日に限って用意されていました。
ものすごーく貧相な仏壇花みたいなの。
それにひきかえ私達があげたブーケのかわいい事!本当によかった。
そして得意先の中でもかなり濃い関係だった2社の女性担当者も今月一杯で退職してしまいました。
一人は結婚するそうで、もう一人はやりたかった雑誌社に転職だそうです。
結婚する方の子とは本当に毎日のように電話をし、面倒な事も快く引き受けてくれて、愛知分室くらいに考えていた子でした。
昨日退職すると聞かされて、その時男性社員が誰も居なくて、本当はお花か何かプレゼントを贈りたかったのに指示を仰げずそのままにしてしまった自分に情けなさを感じていたら・・・
夕方彼女からお別れの電話がかかり、
「がおさん、立派なお花、ありがとうございました!」って、え?!
よくよく考えたら、もう一人彼女とかかわりがあった子が会社に居て、きっとその子が手配したと思われ、
「あ、立派だった?よかった!」と、あっという間に自分のした事のようになってしまいました。
「毎日がおさんの声を聴くのが楽しみでした。がおさんの声が聴けなくなることが一番悲しいです。」と言われ、泣きそうになりました。
「私も、寂しいですよ〜。用事が無くても電話して下さい。」
「うふふ・・・本当にかけちゃいそう。」なんて言われ、嬉しくもあり恥ずかしくもあり。
「楽しい家庭を築いて下さいね。落ち着いたらパートで復帰するとかどうですか?」
「いいかもしれません!頑張ります♪」
あぁ、また有能な方が辞めてしまい、仕事がやりにくくなるのかもしれません・・・残念です。
電話を切って、お花を手配してくれたであろう女子に
「電話があったよ!お花の手配してくれたんでしょ?ごねんね!ありがとう。喜んでたよ。」と、お礼を言いました。
先方の男性に、うちの会社からのお花を手配してくれと頼んでくれたそうです。
それも彼女は今日辞める事を聞いたそうです。
私なんて昨日から知ってたのに・・・本当にごめんねGさん。
ポケットマネーで鰹節贈ろうか?とか思ってたのに、寸前で忘れちゃったんです。
どうかお幸せにね。
気になるのは、どこも後任が決定していない事。
とりあえず○○ですみたいな。大丈夫なの??