拷問なのか?!

母の病院ランチ天丼

今日も外来で整形外科を受診し、レントゲンで骨具合を確認してリハビリが次の段階へ移行します。
「うん、いいね!じゃぁ今日から左足(折れてる方)に体重2/3乗せるようにね。」
体重の半分以上をこっちの足に乗せていいと?
怖いなぁ・・・
「でも足首硬いな〜。今日から温浴療法も入れてもらおう。」と、リハビリの先生に電話してくれる。
「厳しくやっちゃってくださいね。あははは・・・」って先生、リハビリの先生は、元から厳しいんですってば!
そして今日の地獄のリハビリが開始された。
小さなジェットバスみたいなのに15分足を漬けて温め、そこからリハビリ開始。
「それでは今日から片松葉(松葉杖一本のみ使用)で行きますからね。」と練習が始まった。
大丈夫な右側に松葉杖を持ち、左足に2/3の体重を乗せつつ右手の松葉杖に1/3を乗せて右足を一歩出すという、今の私にはアクロバットのような技術を要求する。
「・・・できません!」と、ただ立ち尽くす私。
練習するうちに段々要領がわかり、「あ、できるかも!楽かも!!」と喜ぶ。
その後、地獄が始まった・・・
いつものように折れた足に重りを付け、筋トレを約30分やった後、ただの壁のような所に連れて行かれ
「この台に背中の面をピッタリつけて、かかとを浮かせないように台に乗せて。」と言われる。
つま先が5度上に斜めに上がった状態で、アキレス腱付近が延びるって事なんだと思うけど・・・
「え?全然無理ですけど?!」と言うと、
「こうやってかかとは台に乗せて・・・」
「ぎゃー!何するんですかー?!ムリムリムリ・・・痛いーーーー!!」と絶叫。
「はい、これで10分ね。」って、もう既に体中がおかしくなりそう。
左のかかとが伸びないから宙に浮く、その分の体重が右足に乗る、それをかばう為に右手で掴むバーに力が入り、腰がおかしな方向にねじれる・・・
もう全身がおかしな方向にまっしぐらな感じ。
「せんせい・・・まだ3分だし、絶対に無理だってば・・・」と号泣寸前。
「みんなこの台を『拷問台』って呼ぶんだよね。」
本当にそれとしか考えられない代物だった。
やっと10分が経ち、台から飛び降りる私。
「えらい!ちゃんと10分出来たじゃない。途中でギブアップする人も泣き出す人もいるのに。」だって。
やれって言われたらやるだろう?!信じられない・・・逃げてもいいなら逃げるよ。
「じゃぁちょっと休んで正座の練習ね。」
普段もそうそうしないのに、正座を5分させられた。
結構できたけど、まだ中腰みたいにお尻がふくらはぎにつかないので、バスタオルを2枚挟んでやった。
「次はスクワットね。」
スクワット?森光子の得意なあのスクワット??
足を肩幅に開いて、膝を内側や外側に逃げないようにまっすぐ前に降ろすようにして5分。
これがまた全然できない。
足首のしなやかさって、何をするにも必要なんだ。
足首の前側はまだ腫れていて、後ろのアキレス腱付近も腫れている上にカチカチなので、膝なんて笑っちゃうほど曲がらない。
でも終わる頃にはちょっとは曲がるようになっている。
帰りに「週に一度のリハビリはきついです。」と訴え、週二回にしてもらった。
一週間後なんて、またカチカチに逆戻りだ。
こうして2時間にも及ぶリハビリは終了した。
寒いはずの今日、真っ赤な顔で汗ダクダクなのは私だけではなかろうか?
このままじゃ会社に行けぬ。頑張らなくちゃ・・・
そして香川県の事件は犯人が逮捕された。
ノーマークだった義理の弟。
なんで幼児まで殺さなければいけなかったのか?田舎の人が何の為に借金するのか?疑問だ。