OKマーク!

新人君と二人、「私達、いつまでも大変だよね・・・」とボヤキあいました。
「最近ダーツ行ってる?」と聞くと、
「いや〜、最後に行ったのいつだろう?」と寂しそう。
「今度行こうよ。ひと段落つけてさ。」
「いいですね!僕、いつでもダーツ持ってますから!」と、マイダーツの入ったケースをまた見せられてしまいました。
彼自身が忙しいのに、私の分の負荷までかかり、私のご機嫌も取ってくれている唯一の人なので、大事にしていきたいと思っているのです。
仲良くやっていこうね。
時々裏切られるけど、多少の事は許すよ。
夕方なかなかFAXが届かず残業してしまい、病院には10分しか居られませんでした。
看護師さんが二人掛りで点滴を挿しなおしていたらしく、その後のベッドの塩梅を直してもらったりしている最中でした。
椅子に座って見ていたら、「枕の高さ、これでいい?」と父に声をかけていました。
すると『OK』のマークを右手で作っていました。
「あら!そんなことができるの?すごいじゃない!」と看護師さんに褒められて、いい気分になっている感じでした。
「お水、のみたいんだけど。」とまた言うと、
「まだダメなのよ。ごめんなさいね。」となだめられ、次には
「アイスコーヒーは?」とエスカレートしていました。
「アハハ・・・それはまだまだ先だね。がんばって良くならないと!」と言われていました。
あまりに不憫で看護師さんに聞いたみました。
「やはりお水を飲ませてもらう事は全然できないんですかね?その事ばかりだから、なんだか可哀相なんですけど。」
「二日前かな?先生にちょっと飲ませてもらってたけど、それ以降は無いんですよね。もうちょっと我慢して下さいね。」だって。
気の毒だねぇ・・・
早く良くなりなよ。