まぁまぁの会

今日は歓迎会を兼ねた、新年度一発目の飲み会だった。
総勢22人。一人の欠席者も居なかった。
こんな事は珍しいので、カメラを持参して集合写真を撮った。
すごく楽しそうに撮れました。
私の隣に若造が座ったけど、ヘチマ型のテーブルで、隣といえでもほぼ背中を向ける状態。
そして汚パンツが若造と同じテーブルで、隣の隣に座っていた。
彼にだけ話を振っている様子の汚パンツ。
一人暮らしで食事を作ったりもするって話を聞きだしていた。
どうするつもりだ?!
宴の途中、代わる代わる汚パンツの所に男達が集まる。
噂は本当だった。
中身の無い話をしているだけだけどね。
で、私の正面に座っていた早稲田出身の厄年の男は、私がカトラリーを取ってあげるだけで
「やっぱりがおさんは違う!」と褒め称える。
「嫌味?」
「いや、ずっとがおさんが一番だと思っていました。仕事ぶりも『死ねばいいのに!』なんて、仕事ができる人しか言いませんからね。僕はデリバリーに指名したいくらいがおさんの事が好きです!」と、告白ばりに攻めてくる。
「まぁ社内でがおさんの事を嫌いって言う人いないよね。」と野良元妻。
「他の人の事は分かりませんが、僕には一番です。」だって。
そんな彼も汚パンツの所に行き、話していたので聞き耳を立てていると、
「英語はバリバリにできるんでしょう?」
「いいえ全然。メールも決まった文章を打つだけですから。」と汚パンツ!
「え〜意外だな〜。もっと英語を喋るイメージだったけど。」だって。
いいぞ早稲田の厄年!もっと突っ込め!!
新しく副本部長に就任した元リーダーの挨拶を聞きながら、若造は大笑いする。
「がおさん!あの顔!!もうホントおかしい!!」と転げまわって笑う。
私の肩に手を置いてまで。
写真を撮る時も、いつもどこからか現れて隣に居る。
でもあんまり良い写真が撮れなくて残念だったな。
二次会に汚パンツも行ったんだろうか?
若造が汚パンツに興味を持たなければ大丈夫。
放っておくと、よその厄年に取られても知らないわよ!