結局幹事長

朝、若造が私の机にお土産を置いた。
出張先の大阪でお土産を買ってきてくれたのだ。
たこ焼きを模したカップケーキが20個も入ってるやつ。
な〜んだ。もっと少量でもおいしそうなのが良かったよ。
お土産のセンスがイマイチなんだよねぇ。
買ってきてくれるのは嬉しいんだけどさ。
「大阪のFさん、変わってなかった?」
「変わらないです。がおさんの話題また出てましたよ。」
「え?なんでよ!」と言ったら電話が入ってしまい、どんな話だったのかは聞けなかった。
午後、忘年会の話し合いがあったので
「今から小一時間打ち合わせなのでヨロシク。」
「小一時間ですか?だったら僕も出かけちゃうので。」
「あら。来週居ないんだよね?しばらくお目にかかれませんね。」
「今日の夜に戻りますけど、もういらっしゃらないですよね?来週前半は研修なので電話します。」だって。
そして忘年会は女子7人でPCで検索しながら電話して、帝国ホテルのキャンセル待ちになった。
一人1万円で個室。
「どなたかに幹事をやって頂きたいのですが・・・」と総務のNちゃんが言うと
「はぁ?別によくない?全員でやれば。一人だけ決めたら、その人だけが忙しくなっちゃうじゃない?!」と、野良元妻がまた文句を言い、場の空気が凍った。
途中で用事ができて離席した時に
「でも、取締役に言われているので、決めたいんですよね・・・」と、困り顔のNちゃん。
「名前だけでしょ?だったら私がやりますよ。」と言うと
「助かります!」と喜ばれた。
あの空気で他にできる人居ないよね。
ホントに野良元妻が何を考えているのかさっぱり分らない。
現場を全部仕切りたいんだろうか?
そろそろ周りが自分を支持していない事、気付いても良くないか??