優しくて冷たい

「昨日のみ過ぎちゃったな〜。」と若造。
「まだ飲み会一発目なのに、酒残ったな〜。」だって。
「Y社とそんなに盛り上がったの?」
「いえ、ぼくは終わってから別の飲み会に行って、夜中に近所で担々麺食べちゃいましたよ。」
「へ〜。元気だね〜。」
「そこで女の人が一人で食べてて、店長とラインの交換とかしてたんですけど、今日から東方神起のライブで韓国に行くとか言ってましたよ。」
「あぁ、恵ちゃんも今日から休みだからそれか。」
「え?あ、ホントだ!へ〜」
「先週実家に帰った時、長男と話しましたよ。母親との家賃騒動も収まったみたいで。」
「あ、そうなんだ?結局実家に残ったんだ?」
「そうです。で、次男が三重に転勤になって凹んでました。」
「あら、兄弟で移動ラッシュなんだね。」
「次男とは会わなかったんですけど、長男とは久しぶりにすっごく喋りました。そうだ、長男は卓球部だったんです。卓球してくれば良かったな〜。」
「お正月に家族対抗卓球大会開催すれば?楽しそう♪」
なんてね。
さりげなく見積を作ってくれたかと思えば、面倒な電話を私にかけさせたり、ツンデレならぬ、優しいのか冷たいのか分からない対応。
まぁね、もう担当じゃないと思えば熱も冷めるよね。
今夜も麻雀みたいだったな。
風邪ひくなよ。