バランス感覚

今日は忘年会。
私は風邪をひいている・・・
昼休みに病院に行って、注射をしてもらった。
かなり楽になった。逆に怖いぜ。
営業会議の後に会社の納会。
今月末で引退するおじさんと、先月から来ている新人の挨拶。
6時半には会社を出て、うちのグループは焼き肉忘年会。
若造の隣に座ったものの、向かいはキチガイのおじさん・・・
ま、自分で焼いたので別にどうでも良いけど。
誰と食べても普通に美味しく食べられます。
今日は送別会じゃなくて忘年会だとGLが言っていた。
「歓送迎会は来月別にやるからね。」と。
そういう気づかいは良いなと思います。
私のテーブルはあと副本部長だったので、飲んでるうちにまた仕事の話になる。
「がおさんは若造が居なくなる分も益々頑張ってもらわないとね。」と言われカチンとくる。
「いやいや、もう隠居させてくれって、先日の会議でも言いましたよ。」というと、嫌そうな顔をした。
「がおさんは若手にもっと頑張ってほしいって言ってました。でも、がおさんは十分に誰にもできないような域まで仕事をしているから、確かにこれ以上色んな事をするのは大変だと思います。一つの事を掘り下げるだけじゃなくて、種類が異常に多い。でも抜群のバランス感覚でこなしているんです。既に営業みたいなもんですよ。」
と若造が言ってくれた。
「そうだよ、がおさん営業やるって話どうなったの?」と副本部長に聞かれ
「いやいや、やっぱり数字を背負わされるのは無理ですよ。」と言うと、
「そんなのどうだって良いんだよ。実態が既に営業でしょ?もう既に大阪のウッチーより営業力は上だし。」
「いやいや、それは違うでしょ。」
「やっぱりがおさんはもうP職(プロフェッショナル)を狙うべきだよね。そうだよ、決めた。そっちで行こう。」
「あべP誕生だ。」
「あべPって呼ぶな!中学生の頃を思い出す。」
「え?あべPだったんですか??」
「そう。あべPだった。」
「絶対に明日からそう呼ぶ!」と若造に面白がられる。
本当にP職になれるならなりたいよ。
他の奴らと一緒にされたくない。
でも若造がそんな風に認めてくれていたんだなって知って嬉しかった。
君もどこでもやっていけるから大丈夫だよ。
なんか、先週新しいグループがらみの飲み会に行って、ちょっとノリが違って不安になっているみたいだけど。
「ぐるっと回ってまた偉くなって戻ってきてくれればね。」
その通り。
偉くなって、私をあなたのグループに指名して下さい。