お土産をあげる

朝、真っ白だった。
雪なんて降らないだろうと高をくくっていたら、俄然積もっていた…
一時間以上遅刻しちゃった。
「大雪ですね」と若造が近付いてきた。
「ほんと、遭難するかと思ったよ。」
「遭難!」
仕事の話をしに来たんだけどね。
それ、自分でやれば良いんじゃないの?って感じの。
「いや、もう恥ずかしいのでぜひがおさんに…」
話したかったんでしょ?私と。
ま、ちゃんと調べてメールしてあげましたよ。
その後、お茶入れてたら
「あ、がおさん。」と若造がまた入ってきた。
「良い所に。今日はまっすぐ帰る?」
「たぶん…ご飯食べて帰るかもしれないけど。」
「ちょっと持って帰ってほしいものがあるの。」
と言って明太子セットを渡す。
「ご飯系ですか?嬉しい♪」
可愛いヤツ。
なんだろうな〜?癒されるんだよね。
半分家族みたいな?親戚みたいな??
なんて、大迷惑だよね。
ご飯に誘ってくれなくなったのが淋しい限りですけど…