調子に乗っちゃダメ

暑い。
千疋屋のパフェが食べたい。
本部長に頼もうと思ってメールしたのが間違いだった。
「本部の女性を全員千疋屋に連れて行って下さい。先日の事件にも知らん顔をして、少しは私たちの声も聞いて下さい。」
一人だけ、全然関係ない人にCCで送っていた。
それは向こうの本部の人だった。
死んだ…
本部長にも指摘され、速攻でお詫びのメールを送ったが、追い打ちをかけるメールを野良元妻が送ってしまった。
もうおしまいだった…
直接平謝り。
そちらを否定するつもりは毛頭なく、本部長に奢ってほしかっただけ。
先日の戦争も、そちらを責めるつもりは欠片も無く、総務の副本部長を吊し上げたかっただけだとすべてを吐き出した。
「大丈夫。気にしていませんから。」と笑ってくれたけど、逆だったら絶対に怒る。
もうダメだ…
本当にダメだ。
もう大きな顔して他人を責めるのはやめよう。
調子に乗っていると思われても仕方ない。
死ぬほど恥ずかしい。
会社を辞めても良いくらいだ。
もう若造とご飯も食べたくないと思うくらい。
お昼ご飯も喉を通らない感じだった。
悔しい。
私は絶対に間違ってないともう言えない事が悔しい・・・